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俺は勇司の隣に横になって勇司を見ていた
茶髪で猫っ毛な髪…
長い睫毛…
本当に総司と千鶴の遺伝子を継いでいる
ふと総司の顔が蘇った
『ひーじかーたさん!』
いつも俺を怒らす
『そういう何でもかんでも1人でやっちゃうのが土方さんの悪い所ですけどね』
なんだかんだ言って遠回しに俺を心配する
『これから……僕は何のために誰を守るために戦えばいいんですか?』
近藤さんが死んで初めて俺に弱さを見せた
『ありがとうございます、土方さん』
千鶴と勇司、大切な家族を持って父親としてお礼を言った
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