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俺は寝ないでそのまま縁側に腰掛けた
まだ夜明けということもあって辺りはシーンと静まり返っている
土「はぁ……」
左之の悔しそうな顔が蘇る
?「土方しゃん」
声がして振り返ると勇司が立っていた
土「勇司か…」
勇司はちょこんと俺の隣に腰掛けると足をブラブラさせて楽しそうに鼻歌を歌いだした
勇「♪~~」
土「何歌ってんだ?」
俺が聞くと勇司は人差し指を口に当てて
勇「内緒ー!」
と言って子供らしからぬ怪しい笑顔をした
少しキレそうにもなったが子供相手にそんなむきになったって仕方ない
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