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鍵を開けて
蓋をゆっくりと開けた
木箱の中には
見覚えの無い封筒が入っている・・・
きれいな字で
『 サキちゃんへ 』
とかかれている
私はおそるおそる
封筒を開けた
中には一枚の紙と写真が入っていた
紙はどうやら手紙のようだった
-- サキちゃんへ
久しぶりだね サキちゃん
この手紙を見ているということは
あなたはもう黒に会っていると思います
黒は元気にしてる?
私は今とある事情で海外にいますが
今度日本に行こうとしています
前の手紙にも書いたように
EPRのメンバーとして行動を起こすつもりです
そこで あなたに渡したものを返してもらわなくちゃいけなくなってしまいました
私達が日本に来たときに返してもらうことになりそうです
それとこの手紙があなたに届いたということは
あなたは今任務を任されているはずです
赤い粉末・・・『デリート・コントラクト』と呼ばれるものの回収及び関係者の暗殺
だったかな?
この手紙が届いた次の雨の日に
赤い粉末の取引が
同封された写真の場所で行われます
二人で協力して頑張ってください
それではさようなら
またどこかで会おうね
アンバーより---
「やっぱり……」
アンバーはやはり生きていた
きっとさっきの電話もアンバーからだ
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