序章

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―回想― 起きろ。起きろ。起きろ。起きろろ。起きろろ。起きろろ。ミクミクミクミクミクミクミクミクミクミク 「朝、か」 【やあ、皆さん。私の名前は貴篠 齊(きしの いつき)と言います。容姿は上の中はあると自負しています。 実際に何度か告白されました。そのたびに「すみません。私は二次元にしか興味がないんです。」 と 懇切丁寧に断ってきましたwww なので私がオタクだということは学校にいる人のほとんどが知っています。 私には男の幼なじみがいますが、その幼なじみは小さいころに苛められていたところを助けてあげてからの付き合いになります。】 ピンポーン 「齊。一緒に学校に行こう。」 「着替えるから上がってて。」 「うん」 【今、来たのが幼なじみの神宮寺 龍也(じんぐうじ りゅうや)です。世界的に有名な神宮寺社の次期後継者です。 龍也が神宮寺社の社長の息子と知ったのはよく遊ぶようになってから家に遊びに行ってからで、あの時は家の大きさに驚いて暫く放心状態でしたね。 私と龍也は小中高と同じクラスのいわゆる腐れ縁ですかね?登下校はいつも一緒でしたね。 さて説明はこれぐらいにして回想の続きにしますね。】 「教科書に筆箱とノート、財布に携帯電話は持ったからいいな。 じゃあ、行くか。」 「齊は今日も購買でパンを買うの?」 「弁当作るの面倒くさいだろ?弁当を作る時間は睡眠に回して購買でパンを買えば楽だろ。そんなことより早く学校に行くぞ。購買による時間がなくなる。」 【特に何もなかったので、放課後までとばしますね。】
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