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ある日
ゆうかさんは
お腹を抱えて
苦しそうにしたんだ。
お腹が大きくなっていて
きっと
ご飯をたくさん食べたせいだ
でも
その日はとても苦しそうで
ボクはどうすればいいか
わからなくて
ただただカゴの中で
叫んだのさ。
『ゆうかさん!大丈夫?』
『ゆうかさん!しっかりして』
『ゆうかさん!死なないで』
って。
ゆうかさんは
その日からしばらく
家に帰って来なかった。
だけど
ある日
小さな赤ん坊をつれて
とっても幸せな顔で
「ただいま」
って
帰ってきたのさ。
ボクはすごく
ホッとしたよ。
ホントにホントに
ホッとしたんだよ。
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