出会い

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かの有名な幕末の美剣士の1人、 鬼副長・土方歳三は1人で湖のほとりに いた・・・。 「やっぱりここはいいよな」 そう言いながら慣れない渡来品である 煙管を口にふくむが、 「げほっごほっかはっ」 あまりの煙たさに咳き込む土方。 土方は何かを取り繕うように 「こ、これだから外国は・・・」と呟くと、 恥ずかしさからか頬を赤らめた。 とその時、 ばちゃ、びちゃ 湖から長い黒髪を2つに分けて結った 少女が上半身だけを出して溺れているのを見つけた。
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