出会い

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土方は葵を屯所に運んだあと 広間に幹部が集まるまで とりあえず自分の部屋で眠らせることにした。 「しかしなんだってあんな湖に…」 あの湖は底が果てしなく 深いことで有名で人はあまり近づきたがらない。 簡易かもしれないが柵も取り付けてある。 「まさか…身投げ?…ってんなわけねぇか」 いつの間にかよくない考えに行ってしまう土方。 ちらりと葵を見る。         その時… 「う…うん?」 葵の瞼が小さく開いた。
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