21人が本棚に入れています
本棚に追加
土方は葵を屯所に運んだあと
広間に幹部が集まるまで
とりあえず自分の部屋で眠らせることにした。
「しかしなんだってあんな湖に…」
あの湖は底が果てしなく
深いことで有名で人はあまり近づきたがらない。
簡易かもしれないが柵も取り付けてある。
「まさか…身投げ?…ってんなわけねぇか」
いつの間にかよくない考えに行ってしまう土方。
ちらりと葵を見る。
その時…
「う…うん?」
葵の瞼が小さく開いた。
最初のコメントを投稿しよう!