プロローグ

8/9
前へ
/38ページ
次へ
「てめぇなに逃げようとしてんだよ!」 不良の1人が葵の手首を掴む。 鬱陶しそうに葵は軽くそれを振り払う。 「そうそう、忘れてた。       これ、置き土産」   そう言いながら葵は軽く手を振り上げ 一番自分に近い男にぶつける。 バチイイイイィィィィン とても軽くやったとは思えないビンタ。 「ぎゃああああああ」 男は頬を抑えのたうち回っていた。 そんな不良をよそに葵は湖に飛び込んだ。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加