battle☆06

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本来のデートコースは‥ 咲妃の買い物に付き合って‥ ぶらぶらして‥ 飯食って‥ 俺ん家でまった‥ 咲妃は予定をすっ飛ばして 俺ん家に直行して‥ 俺は今‥ ソファーの下に 座らされている‥ 咲妃はソファーに座って 俺を見下ろしていた… 怖っ‥!! 咲妃は怖い顔をして 「‥リョウ。説明して。」 と言った‥ 俺は大悟とファミレスで 会った所から説明した‥ 咲妃は黙って 俺の話を最後まで聞いた。 そして‥ 質疑応答タイム。。 「疑惑①‥ バイト先知ってるの?」 「今は知らねえ。ただ‥ 時間の問題らしい‥」 (あの調子じゃすぐ来そうだ) 「疑惑②‥ リョウちゃん。って‥ リョウは何て呼んでるの?」 「特には‥お前。とか? ‥あ。ワンコとか?」 (それも疑惑なのか?) 「ワンコっ!?」 「アイツ、犬みてえじゃね?」(ちょっと笑ってみた。) 「何、笑ってんの?」 (怒られた‥) 「ヤメテ。その呼び方。」 「‥はい。でも名前忘れた。 苗字知らねえ‥」 (何て言ったかな? マジ覚えてねえし‥) 「ハタ・チアキよっ。」 (あそ。よくご存知で‥) 「咲妃、知ってんの?」 (俺も質問してみた。) 「リョウは知らなくていいっ」 (バッサリ斬られた…) 「疑惑③‥あの人。 リョウの事好きだよね。 絶対好きだよね。 絶対バイト先に来るよね。 毎日でも通いそうだよね…」 咲妃は怖い顔から 泣きそうな不安な顔になった‥ 俺は咲妃の横に座り 咲妃を抱き締め 頭を撫でてやった。 「咲妃‥ アイツが毎日来たって‥ アイツが俺を好きでも‥ 俺には関係ねえよ。 咲妃以外の女に興味はない。 俺は咲妃しかいらない。 俺はずっと‥ 咲妃のモンだよ… 他の誰のモノにもならない。」 「絶対だよ…」 咲妃はうるうるした目で 俺を見た。 グッッッ‥!と来た。
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