00

2/16
9085人が本棚に入れています
本棚に追加
/1074ページ
「リョウ‥また、 お前と同じクラスじゃん」 大悟‥コイツまた背伸びた? 中3の冬にいきなり ニョキニョキ伸びて 周りの俺らがビックリだった。ってかキモかった‥ 「ああ? こっちのセリフだよっ!! お前が言うな。」 真宮大悟とは小・中と一緒で いわゆる 幼なじみと言うやつだ‥ そして今日は高校の入学式。 またしても、 コイツと一緒とは…キモっ。。 「リョウ~!大悟~! 私も一緒だよ~っ!!」 忘れてた‥ 幼なじみと言うやつが もう一匹いた‥ 「お前‥太った?」 「はあ~?太ってませんっ!! むしろ、この制服を着る為に 痩せましたっ!!」 「ふ~ん。ユウも成長期か‥」 「成長期って‥?」 「胸。デカくなった。」 「‥!?‥リョウ~っ!! ウギャァァァ~っ!!…」 俺の後ろを追いかけてるのが 常盤悠里。 小さい頃から小さくて 今も小さい。 顔は童顔で人気もあった。 が、残念ながら天然。 おバカちゃんだ‥ この高校に よくもまあ合格したと思う。 よっぽど努力したか まぐれか‥ しかし、 まだ追い掛けて来るか‥? バンビみたいな顔して 蛇みたいなヤツだ‥ 「ユウちゃ~ん。 先行くよ~っ!!」 「えっ?‥今、行く~。 ‥リョウ~!!覚えとけよ~!!」 助かった。。 悠里がそう言って覚えていた 試しがない。 「リョウ~。俺らも行くべ?」 「あ~?お前、見てねえで 助けろよっ。 アイツ、しつけぇんだよ…」 俺と大悟は教室に向かった。 「ユウは昔っから リョウのケツ追っ掛けてんな。お前のケツから 何か出てんじゃね? フェロモンっての‥?」 「‥アホか。」 忘れてた‥ 大悟もおバカちゃんだった。 教室に入って 辺り(女子)を見渡す。。。 ゲッ‥‥ レベル低っ。
/1074ページ

最初のコメントを投稿しよう!