9092人が本棚に入れています
本棚に追加
「‥ユウ。
俺はきっとユウの事が
好きだよ…
ユウが思ってるより
ずっと好きだ………と思う。」
ユウはじっと俺を見つめていた…
「でも‥自信ねえんだよ。
ユウを傷付けるのが一番怖い。…ユウを傷付けたくねえんだよユウを手に入れるのが
怖いんだと思う‥
何かうまく言えねえけど。」
ユウを自分のモノに
したいけど‥
ユウが去っていくのも怖い‥
ユウを傷付けるのも怖い‥
俺は卑怯で弱虫な男なんだよ…
「大悟。イイよ。それで。
今のままの大悟でイイ。
たまに
レンタルしてくれたらイイ。
大悟がいつか‥
私だけを見てくれたら
それでイイ。
それに‥私も色々見てみたい」
「えっ‥？
色々見るって…？
どゆこと？…他の男？」
益々、理解不能です‥
「だって。自由人だもん。
…お互い様でしょ？
それなら大悟も
今迄通りでしょ？」
何じゃそりゃ～～っ!!!
俺‥もしかして‥
俺の女バージョンを
造りあげてしまった‥？
ユウは俺みてえになるのか‥？
イヤァァァァァっ…!!
「ユウ。‥頼むっ!!
考え直してくれっ！
自由人はやめてけれっ！」
俺は必死に頼み込んだ。
「ヤダ。もう決めたし。
大悟の気持ち味わってみたい」
「ハア～!?
味あわなくてイイっ!!
不味いぞっ!!マズイ。マズイ。ゼッテエお口に合わねえって…悪い事は言わん。
お願いだからヤメレぇ～！」
「ヤダぁ～。」
ユウは吹っ切れた様に
スッキリして‥
笑っている‥
ヤダァァァァ‥!!
怖いよ～～～っ!!
もうヤダよ～～～っ!!
最初のコメントを投稿しよう！