9092人が本棚に入れています
本棚に追加
結局‥
俺はユウに告られた。
大悟が好きっ!!
私と付き合って下さい!
と言う告白ではなく‥
大悟が好きかもっ!!
私。大悟みたいになるっ!!
と‥告白と言うか‥
宣言されたと言うか‥
結局‥
俺は‥どうする事も出来ず‥
ただただ‥
うなだれるしかなく‥
「大悟。早速なんだけど‥
‥チューしてっ!!」
ハイ‥?
‥こんな時にですか?
‥今ですか?
「大悟~っ。契約のチュー~」
ユウは俺の腕を掴んで
子供の様に
腕をブンブン振った。
キスはイイけど‥
契約って…
そんな契約したくねえよ…
と‥思ったら
ユウの唇が飛んで来て‥
俺の唇と重なった‥
また‥
奪われてしまった‥
「‥‥‥」
(言葉が出ない。)
「契約完了。」
ユウはニコニコと笑った‥
詐欺だ…
無理矢理、印鑑を押さされた
みたいなモンだ…
ウゥゥゥ…
腑に落ちねえ~~っ!!
何だ?
この無邪気な笑顔は‥?
クッソ~っ!!
こうなったら‥
俺はユウにさっきのとは
全然違うチューをした。
あれ~~~
今までとは全然違うかも…
今までの俺のチューは…
何だったの…?
ヤバいかも‥
ユウは俺の首に手を回した‥
さっきと同じ
シャンプーの匂い…
最初のコメントを投稿しよう!