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俺とユウは部屋に戻り
また布団に入った。
ユウはすぐに寝息を立てた。
俺は眠れなかった。
かといって
何も考えれなかった‥
ただ、ボーーっと
天井を見ていた。
咲妃がムクッと起きた。
俺は寝たフリをした。
目を瞑っただけだけど‥
咲妃が下へ行った。
顔でも洗いに行ったか‥
するとユウも起きた。
ユウは俺に布団を掛けて
下へ行った‥
二人の話し声が
微かに聞こえる‥
無理だ…
寝たフリは辞めた。
起きた。
二人が上がって来た。
「起こしちゃった?」
と咲妃が言った。
眠れません…
とは言えない。
「ん~。…咲妃は
良く寝れた?」
「うん。スッキリっ。」
やっぱりね‥
羨ましいね‥ホントにね‥
ユウは俺を見て笑った。
俺も笑ってみた。
二人は一度家に帰り
一緒に買い物に行くらしい‥
ユウはCカップのブラを
買うんだろうな。
博士の助言通りに‥
ハァ~。溜め息が出た‥
咲妃は帰る前に
リョウを起こしたが
ウニャウニャ言うばかりで
一向に起きない。
俺が叩き起こしてやる!
と言ったが
咲妃は
寝かせてあげて‥
と言った。
愛だな愛。
ハァ~。また溜め息‥
咲妃はクスクス笑ったが、
ユウに背中を
思いっきり叩かれた‥
痛い。。
愛の鞭なのか‥?
そして二人は帰って行った‥
俺は布団の上で
ゴロゴロした‥
何度も出る溜め息‥
どうしたもんかねぇ‥
参ったねぇ‥
今度は色々と考えてみた。
色んなパターンで‥
でも正解が何か解らない。
そもそも、
答えなんてあるのか‥?
するとリョウが起きた。
リョウと
まったりとした会話をして‥
腹が減ったので
ファミレスへ行く事にした。
こんな時にも
腹は減る。
俺はまだまだ健康だ…
ただ‥
溜め息がいっぱい出るだけ‥
ただそれだけ‥
‥‥という事に
しておこう。。。
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