battle☆06

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麻美らと出逢った翌日 大悟は ヒドい状態でやって来た。 (勿論、遅刻。3限目から) 何があった?と言うより どうしたら、そうなる‥? と言うくらい酷かった。 ユウに聞いても “知らない” と言われた。 昼休みに屋上で話を聞いた。 大悟は俺ん家でのユウの告白と麻美との結末を話した。 俺は何度もビックリして ひっくり返りそうになった。 そもそも、 ひっくり返ってるので 無理なんだが‥ ユウが‥大悟とねぇ~。 大悟がユウをねぇ~。 俺はすっかり 親戚のオッサンになった 気分だった。 でも。 ユウがそんな契約をするとは‥女は強いよな~。 腹くくったら‥怖いよなぁ~。 「んで。 ユウって言っちまったんだ‥」 「こんなケアレスミスは 初めてだよ…」 「だな‥でも麻美は物分かり 良くて良かったじゃん。 何でそんなボロボロなんだ?」 (ってか寝てねえよな、お前) 「だからよ~。 整理したさあ~。順番にぃ~」 「もしかして‥お前。清算? 一人ずつ斬ってんのかよ‥ それで、ズタボロ‥?」 「そのとお~り。 もう疲れた‥」 大悟は大きい体をネコみたいに丸くした。 「電話で済まねえのかよ?」 (彼女でもねえのに。 そういう契約だろが。) 「そ~なんだよ… 済まねえんだよ。 想定外だよ…」 「別れねえ。とかか?」 「違うんだよ。 最後に一回だけっ。 ‥つーんだよっ。 俺‥もう無理です~。 思春期でも無理です~。」 「ハア!?‥お前いちいち 言う事聞いてんのかっ? ‥バカじゃね? そりゃズタボロになるわっ!!」 「キスはしてねえよっ!!」 「ハ‥?‥お前は一流娼婦か?そんな事を偉そうに言うな。」 「しょうがねえんだよ‥ 説明してもよ… み~んな彼女がいても イイってんだから。 そりゃそうだわな。 そう言う相手しか 選んでねえんだもん。 みんなちゃんと 彼氏とかいたりするしよ。 そもそもが 体だけの関係だもんよ。 俺に好きな女が出来ようが その女の名前呼ぼうが 俺が違う事を考えようが 関係ねえって事だよ… 俺。やっと解ったわ。」 えらい一気に喋ったな‥ 大丈夫か‥? 「何が解ったんだよ‥?」 「愛のナイH程 厄介なモノはない。」 大悟は 学校の屋上で‥ 格言みたいに言った。。 愛のナイH程、 厄介なモノはない。‥と。
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