battle☆06

3/25
前へ
/1074ページ
次へ
大悟は 後腐れなく別れられる 体だけの関係を選んだが それは逆に 体だけがあればイイ と言う事で‥ いつでも終わらせれる と言う事は 別に今、終わらなくてもイイ と言う事で‥ ユウと言う 好きな女が出来た今‥ 愛のナイHの怖さを 思い知った様だ。 ある意味、重みのある格言だ。 「‥で。まだ、かかんのか?」 「あ~。まだまだだぁ~。」 「‥お前。 シワシワになりそだな。 ‥ククククッ。」(笑える。) 「テメエ~。 笑ってんじゃねえぞ~。 こっちはマジツレェんだよ~。ちっとくらい手伝えよ。」 「ああ~? お前が蒔いた種だろがいっ!! 何で手伝わにゃ なんねえんだよっ!!」 「友達だろ~。 助けてけれ~~~。」 「無理だろ~?お前じゃなきゃ無理だから困ってんだろ!!」 「リョウなら‥ 大丈夫な気がする。 みんなリョウに乗り換えて くれる気がする‥」 「ハア~~~!?‥テメエ~ 俺を売るんじゃねえよ!! バカかっ!!」 昼休みの終わりのチャイム‥ 「オイ‥大悟。寝てくか?」 (どうせ寝てねえんだろ) 「あ~。寝る。終わったら 起こしてけれ~。」 「あいよ~。」 俺はズタボロの大悟を残して 屋上を後にした‥ あと何日掛かるんだかねぇ~ アイツの寝不足は いつまで続くんだろねぇ~ ユウは 何も知らねえんだよなぁ~ 知ってもどうなんだ? って話だがな‥ でも‥ 大悟はユウの為に‥ ズタボロの道を 選んだんだよな。 ユウの為じゃねえな。 自分の為だな‥ そうしないと アイツはユウを抱けねえ。 ユウを愛する資格がねえと 思ってんだなぁ。 そう思った時点で もうあんのに‥ ユウの事‥ 一番大事にしてんの 大悟なのに… 昔から‥ずっと。。 シワシワになったら‥ ユウが潤してくれるさぁ~ 今までの 人工的なモン全部絞り出して 100%ピュアなユウで 潤してもらえ~。 ガラガラガラガラ‥ 「はーい。吉田、遅刻~。」 「‥ハアっ!? まだ授業、始まってねえだろ!!遅刻じゃねぇだろっ? 俺の時計では‥ まだ1分あんぞっ。」 「ダメ~~。ってか。お前‥ 時計してねぇだろ。 先生にウソをつくな。ウソを」 「ああ~?腹時計だよっ!!」 こんな事なら 大悟と寝ときゃ良かった。 ユウが俺を 心配そうに見ていた。 俺ではなく‥ 大悟を心配して‥ 俺はユウに “大丈夫。”と テレパシーを送った。 ユウはニコッと笑った。 通信成功。。
/1074ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9092人が本棚に入れています
本棚に追加