題名はありません

2/42
前へ
/42ページ
次へ
ひょっこりと顔を出した月 黄金の輝きをまとい ゆっくりと 天上へと目指す 堂々とした金色は 上に待つ隠れ蓑に姿を消しながらも 薄らと輝く金色を隠せない まんまるの大きな金色は どうしようもなく 私の水面に雫を落とし 静かに波紋は広がりゆく .
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加