日常へ

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とあるファミレス 無能力者でありながら、第三次世界大戦のど真ん中を生き延びた伝説の男がここにいた (これが第三次世界大戦を生き残った伝説の男の姿なのか…) 伝説の男は両手にレジ袋などを持ちファミレスに入るという大胆な行動をなんなくこなしたところであった (なんも変わっちゃいねーよ俺の生き様!!結論俺は女一人守る力を手にしても、学園都市に喧嘩を売っても、奴隷の領域からの脱出は不可能なのかよー!?) 浜面は気がついたのだ。世界や学園都市よりも、この「アイテム」という組織の方が強敵であったことを 「はーまづらぁ、頼んだものちゃんと買ってきてくれた?」 「これでよかったんだよな。シャケ弁二つ」 「はまづらにしてはよくできました。褒めてあげよーか」 「ではバニー姿で御奉仕!」 「…調子に乗りすぎ。浜面君」 麦野の周りから光が六つほど現れ、伝説の男はすぐさま彼女の能力であることを悟り、すぐさま防御体勢に切り換えた 「お許しくださいませ、麦野様」 「やはりバニーが超お好みなんですね。気持ち悪いので超喋るのやめてもらっていいですか。あとパンフレットを超早く渡してください」 「………」 浜面は言われた通り何も言わず絹旗の前の机に広がっていた映画のパンフレットの上から持ってきたパンフレットを置く 「ちょっ!超何してくれちゃってんですかっ!」 「………?」 浜面は言われた通り言葉には出さず、首を傾けるジェスチャーで伝える。 「キモすぎますっ!!見る順番に並べてたのが超水の泡じゃないですか!!なんか喋れよ超浜面!!!」 「正しいことをしていたのに心の奥に激痛が…。そんなことで怒るなよ。だったら並び替えれば…ってうぉッッ!?!?」 床が濡れていたのか足が滑り机の上をダイブ、机の上の物はすべて浜面の体によって落ちるなど場所が変わる
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