日常へ

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机の上の伝説の男は右手はヒーローのように前に伸ばし、左手は飛行機のように真横に伸ばし、中途半端であるが空を飛ぶようなポーズであった パンフレットはそこら辺に散らばり彼の右手はシャケ弁につっこんでいた。そして左手は滝壺の胸を鷲掴みしていた まさしくこの瞬間、アイテムメンバーから見る浜面は最近頑張っちゃってる男から飯andパンフレットの順番を台なしにする超変態へと成り下がってしまった そして今まで黙って見守っていた女性が口を開けた 「…はまづら。…まだ夜じゃないよ?」 浜面は滝壺の口から出た言葉の意味が全くわからなかった。 しかしすぐにわかった。滝壺が少~し怒っていることに (…滝壺さん、僕たちまだそんな関係まで言ってないよね? 怒ってるよね? 周りの女性の怒りパラメータを×2倍にしないでよぉぉぉっっ!!!!!!!) 「ふ~ん。ハプニングを装って滝壺の胸を触りたいが為にシャケ弁を台なしにしたのね?」 「パンフレット超ぐちゃぐちゃです。そして夜は超お楽しみですか?」 伝説の男は女性二人に店の外に連れ出され路地裏へ飲み込まれていった。 (今度は僕…生き残れるかな…)
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