蛍原家。
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蛍原家。
「まーくん、ご飯ここに置いておくね」 母親の美智子の声が部屋のドア越しに聞こえた。兄の将善のために食事を運んできたのだ。 将善が受験に失敗し、引きこもって2年が過ぎていた。 母親が去っていく足音を聞きながら、蛍原将樹は携帯電話の無料ゲームを操作し、微笑した。 携帯電話の画面にはゲーム友達のコメントで、 (これから食事です。) と書き込みされた。
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