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おぉ・・・それはありがたい・・・そういえば、羽と翼って何が違うんだろうな?まぁ羽で統一するか・・・ってそんなに悠長に話してる場合じゃない!
<それじゃあ今度こそバイバイ~ノシ>
ブツッという音と共に声が聞こえなくなった。
ノシじゃねぇよ・・・決めた、次にあったらぶん殴ってやる・・・え?礼儀?なにそれ、おいしいの?
さて・・・まずこの状況をどうにかしなければ・・・羽を使うか。あのじじいは感覚で使えるって言ってたし・・・
「お・・・すげ・・・」
まるで生まれたときからあったかのように自由自在に動く。この時に見えたのだが、形は天使とかの羽そのまんまだった。
俺は、ゆっくりと、そして正確に気流を捉えて速度を落としていく。
「おぉ・・・空飛んでるよ・・・軽く感動・・・やべ、なんか涙が・・・」
べっ、別に感動して涙が出たんじゃないからね!?風が目に当たって痛かっただけなんだからね!?・・・うん、キモいな・・・もうしない・・・
っと・・・そろそろ地上に降りるか。見たところ地上は森。結構広いな・・・お、川辺発見。あそこに降りよう。
俺はゆっくりと地上に降りていく。着地のときに足を捻ったのは秘密だ。
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