1章

4/17
115人が本棚に入れています
本棚に追加
/127ページ
「美月、起きろ。裏腹博士が来てるぞ。勉強の時間だ。」 美月は「ぅんん」と伸びをするとゆっくり目を開いた。 「んー…おはようソラくん。もう交代の時間?」 「違う違う。勉強の時間だ。」 なるほどといった様子で美月は目をこすり、横にある洗面用の水で顔を洗い、濡れた顔をタオルで拭き取った。 「おはようございます、裏腹博士。」 「やあやあ、おはよう美月くん。いい夢は見れたかね?と、余談をしてる時間は無かったね。では勉強を始めようか。ふひっ」 そういった感じで勉強の時間が始まった。習う事は漢字、算数、外で起きているニュースなどを分かりやすく教えてくれている。 近頃は国債が膨らみ続け、無くなってしまう国が増えているらしい。
/127ページ

最初のコメントを投稿しよう!