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「美月、起きろ。裏腹博士が来てるぞ。勉強の時間だ。」
美月は「ぅんん」と伸びをするとゆっくり目を開いた。
「んー…おはようソラくん。もう交代の時間?」
「違う違う。勉強の時間だ。」
なるほどといった様子で美月は目をこすり、横にある洗面用の水で顔を洗い、濡れた顔をタオルで拭き取った。
「おはようございます、裏腹博士。」
「やあやあ、おはよう美月くん。いい夢は見れたかね?と、余談をしてる時間は無かったね。では勉強を始めようか。ふひっ」
そういった感じで勉強の時間が始まった。習う事は漢字、算数、外で起きているニュースなどを分かりやすく教えてくれている。
近頃は国債が膨らみ続け、無くなってしまう国が増えているらしい。
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