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片腕を失った警官がフラフラになりながらも銃を構えていた。
「死に損ないめ!」
驚く事に銃弾を受けた男は平然としていた。
まるで耳に溜まった水を抜くかの様に、頭を軽く叩くと傷口から銃弾が出てきた。
そして警官を睨むと、取り出した銃弾を指で弾いた。
すると銃弾は物凄い早さで警官に飛んでいき、警官の頭を粉々に砕いてしまった。
「これで邪魔者は完全にいなくなったかな。」
男はニコッと彼氏に微笑んだ。
人間じゃない…
こんな事が出来るはずがない。
こいつらは化け物だ…
抑えていた震えを抑える事は既に不可能だった。
立っている事さえままならない。
彼氏はその場に腰を抜かしてしまった。
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