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《Oside》
最近よく起こっている高校生の連続殺人事件。
もう4人も殺されているのに、何の手がかりもなく時間だけが過ぎていった。
「この4人が殺される何か共通点とかないのかな?」
そう言いながら事件の資料を眺める歌野くん。
「ストレス発散したい生徒の無差別殺人だったりして?!ほら、最近よくあんじゃん?」
「華井さん、その発想怖すぎます」
「いや、でもそういうのもアリかもな」
「そーだよ、そういう発想もたまにはしなくっちゃねー、リーダー!」
「ほぇ?!」
華井ちゃんたちの会話は聞いてたけど、急に話ふるから変な声でちゃったじゃん!!
「『ほぇ?!』だって!リーダー、かーわーいーいー!!」
「離せ、華井ッ」
いきなり華井ちゃんに抱き着かれる。おいら、困っちゃうよ…。
「…はぁ。まぁ確かに華井さんが言ったことはアリかも知れないけど、犯行時刻が遅すぎて学生には不可能なんじゃないの?」
「そこなんだよなぁ」
。
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