#九章#

5/12

10人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
「あ~…食った食った」 「ご馳走様…」 空の鍋を見た俺は、それを持って「後片付けする」と二人に言って河に向かった。 「…ん?」 河に着いて、いざ鍋を洗おうとすると、見慣れない日傘が一本置いてあり、その側にはフリルが着いた青色のドレスと白色の長布手袋、そして青色の薔薇が着いたカチューシャが綺麗に置いてあった。 「‥誰のだ?コレ」 ザバッ! 「さふぁなげっにょ~ッ!!」 「ギャアアッ!!」 河の中から突然、両手に魚を握り締め、口にまで魚を加えた下着姿のロングヘアーの金髪女性に俺が驚くと、目線がモロに合った。 「…………」 「…………」 .
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加