招待状

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ベッドに横になっていた体を起こし。黒い紙に、招待状と書かれたを眺める。 招待状には、日時、集合場所、簡易的な地図しか載っておらず、肝腎なゲーム内容には一切触れてはいなかった。 「まぁ一千万程貯金はあるし、大丈夫だろ」 23歳になった今年、五年間貯めた命銭である。 後日、この金は相川にとって大事な物であると同時に、ガラクタ同然の物と化す。 軽い気持ちで参加したこのゲームで、相川の人生は瞬く間に変貌する。
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