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「喜多…さん?」
「何。」
「あ、俺は北村!喜多さんの後ろの席だから。よろしくね!」
「…うん。」
「後ろは…倉木さん?よろしく!」
「あ…はい…。」
あ。亜理名照れてる。
北村はわりと気さくで真面目ないいやつだった。顔もそこそこ良いし、タッパもなかなかある。
あんなに憎んでたけど、北村と話すうちに僕は北村を許してた。
亜理名も北村の人当たりの良さに心を開いたみたい。まだ少し照れがあるけど男子が苦手な亜理名にしてはかなり喋ってるんじゃないかな。
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