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窓を開ける音に気付いたのか、ベランダでうずくまってる人影が顔を上げた。
「…亜理名?」
うずくまってる人影は亜理名だった。
僕の顔を見ていきなり泣き始めた。
「雪音ちゃ…ごめんな…さ…ヒック」
「え?なんで泣いてるの!?今そっち行くから中入ろ?」
亜理名はコクッてうなずいて部屋に入った。
僕は自分の部屋のベランダをひょいって乗り越えて亜理名の部屋のベランダに飛び移って亜理名の部屋に上がった。
「雪音ちゃ…ヒック」
「なぁに?どうしたの?泣いてちゃ解んないよ?(笑)」
亜理名は肩を震わせて泣いてる。
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