幼馴染み

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結局あんまり眠れず、僕は明け方からゆっくり用意をして早めに家を出た。 寝て起きたら少しは元気になるだろうとか思ったけどそんな簡単にはいかなかった。 だって寝ることすらろくに出来なかったのに元気になれるわけないよね(笑) ゆっくり登校したつもりだったけど、教室には一番乗り。 まだ朝練の生徒も来てない。 僕は机に突っ伏した。 イヤホンは登校中の時から耳に入れっぱなし。 かなりノリの良い曲を爆音で聞いてるから、きっと音漏れはすごいことになってるだろう。 だけど教室には僕1人。 すごい音漏れを聞く人は誰もいない。
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