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僕達は同じ高校を受けた。
勿論受かったから一緒に高校に行くんだ。
亜理名の家は僕ん家の隣。
亜理名は朝弱いから、僕が起こしに行くのが小学生の時からの日課。
高校の入学式の今日も僕はいつも通り亜理名を起こしに行く。
―ピンポーン―
「はいー?」
「あ、おばさん!僕です。雪音です。亜理名起こしに来ました!」
「鍵空いてるから上がってー。」
いつも通りのインターホンでの亜理名ママとのやりとり。
ドアを開けて階段を上がる。
亜理名の部屋は突き当たり。
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