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「今日の授業は使い魔と魔武器の召喚契約みたいですね」
他人事みたいに言う女性、もとい教師のニナリッテ=イリアステル(通称ニナ先生)。因みに落ちこぼれ代表F組の担任をしているせいで22と若いにも関わらず出会いが無い。
「先生」
「何ですかリリィちゃん?」
「何となくですけど…世間体を気にしたらアウトですよ?」
「なんか知らないけどあんたに言われると腹が立つのは気のせいだ…と思いたいんだけど」
「じゃ、力づくで(捩じ伏せてみろっ)」
「……」
あ、気まずい空気作っちまったな…反省反省。
案の定先生からどす黒いオーラが湧き出てるが大した圧じゃないんで。まぁそよ風程度じゃ自分は驚かないんだけどね。
「けど先生の魅力に気付かないなんてホント、勿体無いよな」
「それ、何て誉め殺し?」
先生、目がマジだ。般若が見えるけどまぁ、その程度って事で。
「先生、俺卒業したら結婚するんだ…ニナ先生と」
あ、あの後どうなったかって?…ニナ先生、急に顔真っ赤にして俺をぶっ飛ばした。痛くなかったけどね。まぁ、あれは照れ隠しと云う事にしておこう。うん、神のみぞ知るって事で。はい、私ド腐れ根性神様からの実況リポートでした(なんつって)。
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