自殺とロマン

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その詩を見た時、僕の背筋に寒気が走った。なんだこの詩は。どのような精神状態なら、こんな詩が書けるんだ。 そして何よりも不気味だったのは、輝くような笑顔でプリクラに写る少女と、奇妙な詩の作者が同一人物だということ。あの可愛らしい少女が、こんな詩を書くのか。 僕はさらに好奇心が沸いてくるのを感じた。こんな状況を面白いと感じる僕も、結構アブナイのかもしれない。
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