自殺とロマン

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好奇心のおもむくままに手帳のページをめくる。突然、一つの詩が目に飛び込んできた。それは詩というより、遺書のような内容だった。 「小指さん、これを見てください」 「なんだい俗物君?」 「彼女の遺書らしきものです」 僕は、いぶかる小指にその詩を見せた。
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