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私は部屋に入る。ギターを置いた後机に向かう。そして机の引き出しにしまっていた下敷きを取り出す。
"大好きを、ありがとう"
文字がちょっと擦れていた。私は鞄の中に入っている下敷きと交換した。
世界で一つしかない宝物。
「いつかきっと会えますように。・・・私の高校に転入してきたり!えへへっ」
ポジティブに考えた。
私の高校は昨年から共学、つまり私が入学した時に共学になった。
もしかしたら来てくれるかもしれない。
この時は願いが叶うなんて思ってもなかった。
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