第二話

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懐かしい味を味わい、三人で食堂を出た。 二人は、俺の食の細さに驚いていた。 実は、昔から少食だったけど、二年前にこの学園を出てから、何故かさらに食が細くなったのだ。 朝飯はいらない。 入らないから。 昼飯はサラダとかを数口食べる。 夕飯は半人前食べれば十分だ。 あとは、寝る前に、処方されてる栄養剤を飲むだけ。 よく死なないなぁ、と自分でも思う。 けど、入らないから仕方ない。 今日は、二人から無理矢理食べさせられた。 多分後で吐くな。 はぁ…。 今日は、早く寝よ。
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