第三話

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リ「―…何やってんだお前は。」 ため息をつき、俺を向かい合うように自分の膝上に乗せながら言った。 俺も抵抗しない。 人前だったら全力で抵抗するが、リュウが俺に過剰なまでのスキンシップをするのは前からだ。 由「さ、さぁ…。」 実はリュウは、俺が凜堂由宇でミケで、黒崎由宇だと知っている数少ない人の一人だ。 RINだというのは言ってないが。 リ「つかその変装は…」 由「だってバレたら面倒じゃん。」 リ「いや、そうじゃなくて。」 由「…?」 リ「可愛いな。」 由「………………は?」 .
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