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召し使い
「いえ、そう言う訳ではないのです」
魔王
「じゃあ、どうしろと?」
召し使い
「そろそろ、手下を雇いませんか?」
魔王
「お金が足りないんだよなぁ」
召し使い
「本当ですか?」
魔王
「あぁ、ない!!」
魔王は誇らしげに言う
召し使い
「では……そこの街から強だ……コホン…譲って貰ったお金があるので雇いませんか?」
魔王
「いや、雇わない」
召し使い
「何故ですか!!」
魔王
「……召し使いと二人でいられなくなるから//」
魔王は照れているのか顔を赤くしながら言った
召し使い
「魔王様////そうですね…では、このお金をどうしましょうか?」
一瞬だけ召し使いはウットリとしたが直ぐに元の表情に戻して言った
魔王
「俺達の旅の旅費にするぞ」
召し使い
「はい、わかりました…しかし、この城はどうします?」
魔王
「俺の分身で十分だろ」
そう言って魔王が二人になった
召し使い
「これで、思う存分に二人旅が出来ますね」
魔王
「旅と言うより…人間を滅ぼしに行くぞ」
召し使い
「わかりました」
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