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王都ソルフィア
魔王
「着いたな」
召し使い
「えぇ、着きましたね」
魔王達は噴水の前に転移していた
魔王
「召し使い、奴隷は何処で売られているんだ?」
召し使い
「確か、酒場から行ける地下で取引が行われてますよ」
召し使いは何処からかメモ帳を取り出して、それを見ながら言っていた
魔王
「じゃあ、早速行くか」
魔王はそう言って歩こうとしたら
召し使い
「お待ち下さい」
と召し使いに呼び止められた
魔王
「……なんだ?」
魔王は呼び止められて、少しだけイライラしている
召し使い
「この格好では目立ちますよ?」
召し使いは手を広げてメイド服をアピールしながら言った
魔王
「……何が言いたい」
召し使い
「服を買いに行きましょう」
召し使いはそう言って魔王の腕を持って引っ張って走って行った
服屋 内部
召し使い
「魔王様…これはどうでしょうか?」
召し使いはそう言って白色のワンピースを持っている
魔王
「………似合っている、召し使い…これで何着目だと思っているんだ?」
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