933人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふう、美味しかった」
重たくなったお腹を押さえながら、自室がある二階にむけて階段を上がっていく。
そう言えば今日はリリちゃんがテレビで歌うんだっけ。番組開始には間に合いそうだし、Blu-rayの準備でもしてようかな。
そう思って自室のドアノブに手をかける。
そこで止まった。
「あれ、なんで明かりついてるんだ?」
ドアの隙間から微かな光りが漏れている。なんでだろう、朝はしっかり消したはずなのに。
どうせ母さんが勝手に入ったんだろう。そう思って僕はドアを開けた。
「遅いです!」
目の前にいたのは白衣姿の幼女でした。
最初のコメントを投稿しよう!