おわり。

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あなたは もう二度と好きな人を作らない と、 何度も私に言っていた。 なのに。 突然にあなたは 私の前からいなくなると言う。 好きな人ができた、と。 二度と作るつもりは 無かったのに 彼女には特別な感情がある と。 私は 冷静に 大人で あぁ、そうなの。 やっぱり、彼女の事が 好きになったんだ。 と、言ってみる。 心の中では 彼女に対して 私を応援していた嘘を 裏切りを 嘆いた。 あなたに対しては 感情を押し殺し 何事も無いように振る舞った。 でも… みっともないほど 泣きわめいて 行かないで と、しがみついた私は どうしようもないほど馬鹿で
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