私と彼の秘密事

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「………」 「………」 エレベーターの中は2人とも無言で静かになる。 重い雰囲気ではない。 なんとなく、無言になるが特に気にしないでいた。 チーン エレベーターが14階についたことを知らせた。 ドアが開くと私は流千亜の部屋までトコトコと歩いていった。 流千亜は私の一歩後ろからついていく。 「流千亜、開けて」 「おぉ、ほら」 ガチャンと鍵が開いて、私は流千亜の部屋に入った。 「お邪魔しまーす」 「飲み物入れるからソファー座ってて」 「了解!!」 私は流千亜の部屋に入ると、リビングにある私のお気に入りのソファーに座った。 ふわふわしていて座り心地は最高。 それにしてもいつ見ても広いな、部屋。 1人暮らしには広いでしょ。 私は部屋を見渡しながらそんなことを考えていた。 すると、リビングに流千亜が戻ってきた。 ,
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