私と彼の秘密事

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「私、保健室行ってくるね」 「大丈夫?」 「うん。次の授業終わったら帰ってくるよ」 「次の授業終わったら放課後じゃーん。まぁ、いってらぁ。お大事に」 「うん。ありがと」 とにかく、流千亜のことを考えているとネガティブになってきたので一旦リセットするために保健室に向かう。 次の授業は私の嫌いな化学だったからちょうど良い。 保健室でサボってしまおう。 そんなことを考えながら1人、廊下を歩いていると前から見覚えのある人物たち。 「お、鈴じゃん」 「サボり?」 「でも顔色悪そうじゃん。大丈夫?」 見覚えのある人物というか私のクラスメイト。 右から、千歳、優雅、誠也。 「保健室行くの」 「え、まじで?大丈夫かよ」 私が保健室に行くと聞いて千歳が心配したように言った。 他の2人も心配そうな顔。 本当にこいつらって中身はいい奴なんだけどね。 あと、過保護すぎる。 ,
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