忘れモノ

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  置いてきたモノが 実は 僕の1番大切にすべきモノだと 気付いてはいたけれど、 取りに戻ろうにも もう、それは時はすでに遅く 僕の手元に 戻ってくることはなく、 喪失感と罪悪感が 必要以上に襲いかかる 僕は今、 他の幸せを感じながら 笑っている今この姿が 実は嘘なのではないか、と 幸せを感じては いけないのではないか、と あの子に傷を負わせたまま 笑ってしまっている自分が 憎たらしくて仕方がないよ。
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