序章 「俺の夢」

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「お母さん!お父さん!僕ね、大人になったらお母さんよりもお父さんよりも強くなって、みんなを守れる最強の魔法武術家になる!」 これは、俺が小学校の入学式の後、両親に言った言葉だ。 俺は、真ん中にいて、母さんが左側、父さんが右側にいて仲良く手を繋いで帰っていた。 今でも、鮮明に覚えてる。 とても幸せだった……あの日までは… ~~~~~~~~~~~~~~ 「ただいま~。 お母さん、お父さん、今日授業で漢字習ってね。綺麗な字だねって先生に褒められたんだ!」
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