48人が本棚に入れています
本棚に追加
「私の他に悩んでいた奴がいたなんて嬉しいようなそうでもないような・・・・・・。・・・・・・・・・・・・複雑だな~」
「葉月さんっ!!ちゃんと人の話聞いてますか!?」
それから、紫苑の羨ましい(葉月にとっては)話を聞かされ、込みあげてくる怒りを無理矢理押さえ続ける地獄のような時間が数十分続いた。
「ふぅ、ほんの少し話したら気分が楽になりました。男の人に話すのも悪くないですね」
(あれだけ話聞かされたのにまだ少しなのか・・・・・・?)
どっと疲れた葉月は深いため息をつき、後悔と後悔と後悔に一つの答えを導きだす。「もうこいつの話は聞かないでおこう」と。
最初のコメントを投稿しよう!