48人が本棚に入れています
本棚に追加
その声とともに立ち上がった父親は、静かに近づいてくる。
「どうも紫苑の父親で坂本龍司です。えーと君の名前は・・・・・・確か、如月葉月君だったね?この子から色々と聞かせて貰ってるよ」
「わっ・・・・・・、お、お父さんやめてください。そんな話、恥ずかしいですよ」
幸せそうに語る父と恥ずかしがり顔を赤らめる息子、葉月の目には二人が輝いて見えた。
しかし、その団欒を壊す一人の少年。
「おーい、はよせな学校遅れるでー」
最初のコメントを投稿しよう!