プロローグ

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「ああ、今日はいつもより早く起きれたからな。それより、着替えなくていいのか?そろそろ部員がくるんじゃないのか?」 彼の言葉に、そいつはあわてて時計を見ると時刻は七時二十八分。 「うわっ、もうこんな時間か早く着替えにいかないと」 そう言って翔輝にボールを渡すと、そいつはバッシュを脱ぎ教室へと急いで帰っていった。 ―――誰もいない教室で今まで着ていたユニフォームを脱ぎ、私服に着替えると脱いだユニフォームを綺麗に畳んで鞄へとしまう。 丁度その時、ガラッと音と共に教室のドアが開くと、数人の女子生徒が教室に入ってくる。
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