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危なげなく全てのジャークスを倒した5人は、残るバントスの前に並び立った。
「へっ!どんなもんだい。残るはお前一人だぜ!」
ガイアレッドがバントスに向かって威勢よく言った。
「成る程…なかなかやるじゃねぇかカラフル野郎共!」
「誰が野郎よ!私達は女の子よ!」
バントスが5人につけた珍妙なあだ名にピンクがイエローと腕を組ながら抗議する。
「ふんっ、うるせぇ!ジャークスを倒したくらいで良い気になるなよ。テメェ等五人くらいこのバントス様一人で片付けてやるぜ!」
そう言うとバントスは手にした巨大なこん棒をブンブンと振り回し向かってきた。
「いくぜぇカラフル野郎共!」
そしてバントスの攻撃がガイアレンジャーへと放たれる。
「うおらぁっ!」
まずガイアレッドにこん棒の一撃が見舞われた。
「うわぁぁぁっ!」
レッドは赤いスーツから火花を散らしながら激しく吹き飛ばされる。
バントスはそのまま止まることなく、他の四人にもこん棒攻撃を加えていく。
「ぐぁっ!」
「うわぁっ!」
「あぁっ!」
「きゃあぁっ!」
4人もそれぞれ悲鳴を上げながら弾き飛ばされた。
そして何とか立ち上がった5人は互いを支え合いながら再び一カ所に集まった。
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