☆道を踏み外した少女

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夕食が出来上がる頃に、爺ちゃんはわざとらしくアクビをしながら起きたふりをした。 「いつまで寝てるのさ、だらしないわね。」 婆ちゃんは少し棘のある言葉を発しました。 「ちょっとダルくてな…深雪ちゃん。話し相手できなくてごめんな。」 「ううん!いいの!深雪、婆ちゃんの夕食のお手伝いもして忙しかったから!」 あたしは幼いながらも、あの見た光景は口にしてはイケナイ事だと悟りました。
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