☆道を踏み外した少女

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その日はいつも通りに朝ご飯を食べて、お泊まり道具を用意して、実家から20分程度離れた爺ちゃん婆ちゃんの家に遊びに行きました。 「深雪ちゃん、いらっしゃい。」 「深雪ちゃん、よく来たね。」 2人はいつもの様にとても歓迎してくれました。 「爺ちゃん、婆ちゃん久しぶり。また泊まりに来たよ~。」 あたしは満面な笑みで、爺ちゃんと婆ちゃんに駆け寄っていきました。 「ねぇ、ねぇ婆ちゃん。今日のお昼はなぁに?」 「今日は何にしようかな?肉じゃがとお味噌汁とほっけにしようか。深雪ちゃんの好きなおはぎもあるからね。これはご飯を全部食べてからだよ。」 「わぁい!やったぁ!婆ちゃん大好き!」 「あら、あら。深雪ちゃんは好きなご飯食べるとき、幸せそうだもんねぇ。」 「うん!婆ちゃん!幸せそうじゃなくて幸せなんだよ!」 …はいはい。 と微笑みながら婆ちゃんは、昼食の買い出しに出掛けました。
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