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①調理形態は段階的に進める
赤ちゃんの咀嚼能力に応じて消化しやすいような調理形態にする。食品の粒の大きさや柔らかさを重要視して調理する必要がある。
②量は能力に応じて少しずつ増やす
離乳食の量は1日1回1さじから始め、2~3日毎に漸増するのがふつう。
しかし、赤ちゃんが欲しがるようならそれに応じてさじ数を増やし、反対に食べない場合は無理に進めなくてもよい。
③栄養のバランスをとる
ある程度離乳食が進んだら、一食毎に穀類、たんぱく食品、野菜や果実類の3種類を組み合わせて、できるだけバラエティに富ませるようにする。
離乳期から色々な味に馴染ませることは、幼児期の偏食を防ぐうえでも大切である。
④大人が感じない程度の薄味にする
濃い味付けを体験させると、
*濃い味付けに慣れてしまう
*他の味覚の発達に障害が出る
*内蔵の負担になる
*将来の生活習慣病の要因になる(虫歯、肥満、高血圧等)
離乳食には、食品本来のうまみを引き出した薄味調理がのぞまれる。
⑤衛生に気をつける
離乳食の調理前は充分に手を洗うこと。調理器具や食器はできれば専用の物を用意し、よく洗い、煮沸消毒するなど清潔には特に注意する。
⑥安全で鮮度の高い食品を選ぶ
特に豆腐・ひき肉・魚などはすぐに鮮度が落ちるので注意が必要。
また調理した離乳食はなるべくすぐに食べさせるようにする。
⑦焦らずゆっくりと
赤ちゃんは個人差が大きく食欲も様々、無理をせずにゆっくりが基本。ゆったりと安定した気分で明るく接することにより楽しい食事タイムを演出する。
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